映画が終わり、彼さんを見る。
『ちょっと待ってね。。』先ほどまでの楽しそうな雰囲気と違う、難しい表情で携帯を睨んでいる。
『。。。どうしたの?』夕方から職場に行かなくてはいけないから、あまり一緒にいられない。。。
そんな、彼さんから事前に言われたコトを思い出す。
『ごめん。。職場から呼び出された』申し訳なさそうにyuuの顔を覗き込んで、彼さんが呟いた。
『すぐ行かなくてはいけないの?』『。。。yuuちゃん、そんな顔するな』彼さんの大きな手がポンポンと頭を撫でた。
無意識に悲しい顔をしてしまったのか、彼さんは少し困った顔で弱々しく笑いかける。
『ぅん。。そうだね』『行こう』彼さんに手をとられ、椅子から立ち上がるととりあえず外に出た。
困らせたい訳じゃない。
ただ、一緒にいられる時間が終わってしまうかと思ったら、少し悲しかっただけ。。。
映画館を出て、手を繋いだままの立ち話。
映画の話。。仕事の話。。話したいコトは沢山ある。
『。。。ごめんよ』『ぅん。。ご飯食べるくらいの時間はある?』気遣う彼さんに、悲しい顔をしないよう、出来るだけ元気良く(*・ω・*)
『大丈夫だよ』その言葉にニッコリ笑って、腕を絡めた。。
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